アミューズメント施設 /Amusement facilities

Shibuya | Tokyo, Japan

 

 アミューズメント施設の内外装提案です。近隣商業施設も大規模再開発の中で、大きな変貌を遂げており、これから将来に向けて新しい町並みが作られようとしています。内外装リノベーションでどのようにしてその町並みの中で、集客を見込めるか、また既存施設の営業を止めることなく短工期、ローコストで建築をつくれるかは、商業店舗にとって重要な課題です。我々は、最初に近隣の商業店舗や競合店舗のファサードデザインのリサーチを行う「フィジビリティスタディ」が非常に大事であると考えています。街の様相に溶け込みながらも、縦看板などに頼らず華美にせず、店舗の集客の為にはどのように目立つようにするかを考えました。この街では格子状や、繰り返しの外装が多く見受けられます。そのような街のメタファーを踏襲し、格子の枠組みを4種類のユニット数に限定しローコスト化を図り、千鳥配列とすることで、5種類の枠組みで構成されたかのような外観を持たせ、工場生産にて、施工前から準備ができるプレファブリケーションの手法で繰り返しのデザイン行うことで短工期で外装に複雑性を生む効果を狙っています。また、枠の内外の配色を塗り分けることで、外装を見る向きによって見え方も異なる様なデザインを提案しました。

 

 

Client - Anonymous, Date - Dec-2019